2月12日朝のNHKで報道されていた聴導犬。日本に50頭程度しかいなくて認知度が低いという問題提起であった。
認知度の問題もあるが犬の飼育・調教のコストを考えれば万人向きのものではないような気がする。
にあるように多様な仕事をこなす聴導犬であるが、なんとかテクノロジーの力で代用できないだろうか?
例えば、センサー付きの補聴器サイズの装置を両耳に入れて、右方向から大きな音がすれば右耳の装置が振動または骨伝導で警告する。左方向なら左、後ろなら両方同時というパターン。警報音、爆発音、叫び声、チャイムなどの違いの認識が出来るところまで高機能にできれば、その種類に応じて振動の強さやパターンを変えればもっと色々な情報を伝えられるはずである。もちろんそのパターン設定やアラーム設定などはスマホで行うようにすればよいし、スマホに「来客」「警報」などのメッセージも表示すればよりわかりやすい。
聴導犬ならではの飼い主の誘導は難問で、こうなると聴覚支援ロボットまで必要になるかもしれないが、スマホアプリの画面で誘導というのでも十分可能な気はする。
盲導犬代用や介助支援のロボットはすでに研究されているようだし、障害者支援アプリも以下のページで沢山紹介されている。
しかしながらこのような聴覚支援装置+アプリのシステムはまだ見当たらないのが現状である。